株式会社ARI大阪は、健全で快適な音を提供いたします。
音をお話しする上ではよく「何の、どんな音?」が議論されます。
例えば、普段聴いている音はsound(一般的に音)、noise(騒音)、tone(音色)、acoustic(聴覚での音)・・・ などに分類でき、さらに音響学としては音声、聴覚、騒音・振動、建築音響、電気音響、音楽音響、超音波など(日本音響学会の研究分野より)など多くの種類に区分できます。
さらに発音源からみると、人が創る音、機械・機器が創る音、自然が創る音があります。
このように一言で音を表すためには私たちが普段接している世界の中で無数の領域があります。
しかし、ここには必ず「人」が介在し、「聴く」または「聴こえる」という耳の生理的現象によるものが前提です。
この世の中にあふれている音に対して、その聴く機会や個人によっても変化しますが人は快適な音や不快な音であると判断します。もちろん、この他にも音の判断のための表現はいろいろあります。例えば、安全のための警告音などは認識しやすい音が要求されます。
このように音を語るためには音の種類による人への影響を検討するための幅広い知見が必要です。
現在世の中の「音響」事情は世代がどんどん変わっています。例えば身近なオーディオシステムの世界ではアナログ処理がほんの僅かになり、デジタル処理に変わっています。昔ではあり得なかった音声圧縮による容量拡大や通信へのメリットや処理の正確さ、メカレスによる故障や機械音の低減も特徴ではありますが、その対応技術が画一化されてきたため純粋に音に携わる技術者が減ってきたのは否めません。どちらかと言えば、機器都合の音になって来て、「耳」で「聴く」ことの本来の方向性から遠ざかっているように思います。
「聴く」ことを重視して、音の分野の垣根を取り払いあらゆる方向からニーズに合った、適材適所の聴音を目指して、音の解決策を具体化してお届けするために当社を設立いたしました。当社は数少ない音の専門家として音響工学、電気工学、機械工学、建築工学、情報システムの技術を応用して音響へのご対応をさせていただく体制がございます。
当社の知見によりお客様のご要求を満足できるように努力いたす所存です。
皆様のご支援とご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
株式会社ARI大阪
代表取締役
藤原 哲郎